事例紹介

令和3年度 高岡御車山二番町標旗工事

<工事名>令和3年度 高岡御車山二番町標旗工事

<工事期間>令和3年12月1日~令和4年3月31日

<修理概要>
標旗上横竿には、標旗をかける吊金具が2ヵ所ある内、内吊金具1ヵ所が脱落している。
また標旗金具の損傷あり。

■上横竿吊金具の修理
① 金具取外し作業
・菊型飾金具の釘を抜き、金具を横竿から取り外す。
・取り外した菊型飾金具の裏面には、半田溶接の痕が残っていた。
② 修理作業
・菊型飾金具の裏面の半田溶接を少しずつ削り除去。また、広がった穴を縮めるため周囲の金属を寄せ、整形した。
・丸座金具の変形も周囲の金属を寄せながら整形した。
・吊金具の上部も広がった形状を中心に寄せ整形した。
③ 取付け作業
・吊金具+丸座金+菊型飾金具の順に組合せ、吊金具上部に抜け防止用に真鍮製の薄板を渡し、上部をカシメる。
・吊金具上部を取付けた際、遊びが必要なため上横竿の木部(金具取付け時の内部)を数ミリ削り空間をつくる(標旗が風でなびく際、金具が固定されていると強い力を部材が受けることから)。釘穴は埋木する。
・菊型金具を既存の釘で打ち留め金具を取り付けた。

■標旗金具の修理
① 金具取外し作業
・菊型飾金具の釘を抜き、金具を標旗から取り外す。
② 修理作業
・菊型飾金具は、現状3つのパーツに別れているが、当初はコの字型の1つ物であった。現状としては、コの字型の角の金属が薄い部分で破断している。内部に新たにコの字型の補強金具を制作。
内部補強金具は、外見では分からないサイズで破断した金具の釘穴位置などを調整し制作。
③ 取付け作業
・釘を新調。釘を打ち込み、裏面をカシメ、完成。

記録写真

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