<工事名>平成29年度 高岡御車山通町人形修繕工事
<工事期間>平成29年5月1日~平成30年3月30日
<仕様>
人形は唐子人形が5体あり、いずれも桐材の丸彫り彫刻である。頭と腕は胡粉彩色が施されている。
<修理概要>
- 胴体 -
部材のうち使えるものは、既存のものをそのまま使用する。
材は桐材とする。
胴体は、渋紙を何枚も貼り重ねて形を固定する。
胴体と四肢の固定については、鉄の部品で位置を決めたうえで、渋紙を貼り重ねて固定することとする。
鉄部品の固定については、部品先端を胴体から貫通させ、あて木を添えることで表裏両面から接着面を確保する。
胴体内部では、一部をコクソで埋め、接着面を確保することとする。