工期: 平成26年8月1日から平成27年3月31日
仕様: 【標旗】
(金工) 現状の確認 番号付け 錺金具の取り外し 金具の洗浄 金具の修理 金具の色合 金具の取付け ・修理方法や色合いについてはその都度施工会議を開催し協議する。
(木工) 番号付け 解体 修理 ・破損部分は同質材で矧木、割れ部分は接着により修理する。 竿本体: ホゾ穴の欠けは、埋木を施す。 横竿: 上横竿のホゾは、下横竿の樫による雇ホゾと同様の構造に修理する。ホゾは長くとり、金具の下で継ぐ。 鳳凰頭彫刻部分: 頭髪、くちばしの部分の欠けは矧木し、修理する。
(漆工) 竿部分: 塗装の剥離 木地修正 木地固め 布着せ 布目摺り 下地付け 錆付け 部分仕上げ 下塗り 中塗り 上塗り 摺り 摺り落とし 鳳凰頭彫刻部分: 現状の確認 漆塗装の剥離 木地修整 塗り 箔押し
仕様: 【心柱】
(木工・鉄工) 番号付け 解体 修理 木部: 心柱の木部はアテ材で新調する。 帯金: ブラシで錆を落とし、サビハンターを2回塗る。 留め釘は現状抜けている釘も全て新調し留める。 破断している箇所は溶接を行う。
仕様: 【高花挿】
(木工) 番号付け 解体 修理 木部: 檜材で新調する。 仕上げは全面黒漆塗りとする。 鉄板・留金具: ブラシで錆を落とし、サビハンターを2回塗る。 仕上げは黒漆焼付を施す。 鉄釘及びビスは新調する。
(漆工) 修理 ・全面黒漆塗りとする。