木工部会では、屋台・山・鉾・車輪等の基礎となる木地の製作を行っています。
曳山建築を専門とした部会長を先頭に、この地で受け継がれた伝統工芸である庄川挽物、彫刻、仏壇木地や宮大工、木工加工、焼きばめ等の分野の技術者が参画しています。
修理・新調の受注が入った際、乾燥済みの木材を迅速な調達できるよう銘木卸と連携し、木工作業に取り掛かることができるような態勢を整えています。
修理依頼の多くは、歴史ある文化財がほとんどで屋根や柱、土台、車輪などは複雑な形や曲線、仕口や組手と言われる、釘を使わずに木を組み立てる技術が多く、高度な技術が必要とされています。